研究紹介

バーニア効果に基づく高精度距離計測

link  現在盛んに研究されているワイヤレスセンサネットワークシステム(WSNs)に関して、無線センサ端末の位置推定手法の研究を行っています。小型・軽量・小電力・安価な端末といった特長的なWSNsの枠組みの中で高精度な端末位置・端末間距離計測を行うため、性能を抑えた低周波な動作クロックシステムにバーニア効果を適応させることで高精度化を狙う新たな距離計測手法を研究しています。

複数のマイクロフォンを用いた音源位置推定

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 計測空間に複数のマイクロフォンを設置し、各マイクロフォンで計測された音声信号の到来時間差(TDOA: Time Difference Of Arrival) から、音源の位置を推定する研究を行っています。 当研究室では人物の発する音声信号のうち「歩行音」と「発話音声」に注目し、これを用いて人物の位置推定・追跡を高精度に行うことを目指してます。

超音波CTによる温度・風速計測

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 直接の計測が難しい分布について、数値処理を用いて分布の可視化を行う計測手法としてCT(Computed Tomography)と呼ばれる技術があります。 当研究室では、超音波の送受信機を対象領域の周囲に設置し、その送受信機間で測定された超音波の伝搬時間から、対象領域の温度・風速分布を再構成する超音波CTについての研究をしています。

過去の研究

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